「SEOについて学びたい!」
「ネットで情報収集していたら、頭が混乱してきた……」
そんな方には、書籍を使って勉強することをおすすめします!概要を書籍でおさえておけば、ネットでの情報収集もスムーズに進みますよ。
文章が苦手なあなたへ!はこちら▼
SEOを本で学びたい!メリットと選び
SEO関連の本も無数に存在します。もちろん、全てを読む必要はありません!
書籍の選び方については人それぞれだと思いますが、参考までに私が書籍購入を検討する際のポイントを記載しておこうと思います。「普段本はあまり選ばないから、基準がわからない!」という方は参考にしてみてください。
- 関連ブログやWebページで紹介されているか?
- 目次を見る:自分の求める情報が記載されていそうか?
- 自分にとって読みやすそうか(電子書籍版があればなお良し)
一番重要なのは、目次を見ることです。概要や中身の装飾などを見て、自分が欲しい情報が載っていそうか、読みづらい印象がないかを確認します。装飾の部分は好みの問題もあるので、自分がどう感じるかを重点的に見るようにしましょう。
書籍では、一部の電子書籍を除き、記載されている内容が変更になりません。
ネットの情報は「更新できること」が長所ですが、後から見返したくなったときに同じページを表示しても、欲しい情報がカットされている場合もあるということです。書籍であれば「確かこの辺りに書いてあったはず…」と同じ本を開けば再度読み返すことができます。
▼書籍で学ぶことのメリットはこれだけではありません!他の勉強法と比較できるように、こちらの記事にもまとめています。▼
★SEO 勉強法内部リンク★
【初心者におすすめ】基本が学べる書籍2冊
では、具体的な書籍紹介をしていきますね!まずは初心者向けに書かれた本を2冊ご紹介します。
かなり有名な2冊なので、ライバルはほとんどチェックしている可能性が高いです。ライバルは皆持っている知識のなかに、自分だけ抜け・漏れがあるとそれだけでお仕事上少し不利ですよね……。
必ずしも2冊とも読まなければならない、というわけではありませんが、どちらも読みやすい本なので両方読むのもおすすめです。
2冊とも読もうと思うのなら、個人的には①→②の順で読むのがスムーズに進めると思います。
この記事で紹介する書籍の値段は全てAmazon調べ、2022.2月現在のものです。
ページ数と価格は紙の本のものを記載しています。電子書籍版では異なることもあるのでご注意ください。
①『10年つかえるSEOの基本』
価格:1,628円
ページ数:136ページ
『SEO書籍おすすめ●選!』などの記事では必ずと言っていいほど1冊目でおすすめされている本です。読んで納得。
ページ数も多くなく、分かりやすく書かれているのでサラッと短時間で読めてしまいます。SEOに必要な知識の『基本のキ』を理解しやすく解説してくれています。
流れも会話調で展開するので理解しやすいです。よくある『漫画で学ぶ!』系の本だと漫画は各章冒頭の3ページくらいで、あとは普通の本……ということも多いですよね。この本は漫画ではないですが、最初から最後まで会話調です。
活字が苦手で薄めの書籍から入りたい人、ベテランだけど初心を振り返りたい人におすすめの本です。
②『沈黙のWebマーケティング』
価格:2,420円
ページ数:496ページ
こちらも有名すぎるほどの一冊です。続編である『沈黙のSEOライティング』も含め、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
「基本のキ」プラスで具体的に何をすれば良いかまで記載されています。その分と漫画の分で、ページ数は多く見えますが実際熟読しなければならないページ数は多くありません。図説で解説されているので、文字が苦手な方もここから始めるのがおすすめです。
【具体的施策】SEO施策分類ごとのおすす
さて、SEOの概要を学んだらいよいよ、「具体的な施策についてもっと知りたい!」と思うようになるかもしれません。自分をその状態に持っていけたらしめたもの。具体的テクニックを学んで、実践することを繰り返していきましょう。
ここで注意していただきたいのが、『書籍選びのポイント②自分の欲しい情報が得られそうか?』。自分がやりたい施策を明確にしておき、それに沿った本を選ばなければ「思っていたのと違う・・・」という状況が簡単に起こってしまいます。
▼施策分類についてはSEOとはの記事で詳しく解説しました!▼
コンテンツSEO『1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』
価格:2,486円
ページ数:280ページ
「突然難しそうな本!」と思ったかもしれません。しかし、さすがWebデザインの専門家が作った本、見やすさがピカイチなんです!
フルカラーで見た目にも楽しいですし、レイアウトや図もわかりやすく計算されている印象を受けます。
Webサイトの運営をしたいと思っている方は1冊持っておくと何かと重宝するはずです。
内部施策『効果がすぐ出るSEO事典』
価格:1,848円
ページ数:256ページ
おそらく、この記事を読んでくださっている方々は「内部施策のテクニックを知りたい」と思っている方が最も多いと思います。コンテンツを増やすごとに考えなければならない対策なので、向き合う時間も長いですよね。
- 手軽~ハイレベルまで、対策が難易度ごとに分類され紹介されている
- トラブル対策についても記載されている
この本も含め、書籍で得られる内部対策の情報は「クローラビリティの向上」についての情報です。要するに、「クローラー」に対してアピールすることで「ここに読者さんに有益な情報がありますよ!」と知らせる部分の対策について書かれています。
SEO対策の本質はユーザビリティの向上(ユーザーが有益な情報を発信していく)ことですが、SEO関連の書籍でこの部分の具体的施策が載っていることはあまりありません。ユーザビリティの向上について学ぶのなら、心理学的な書籍などを参照するのが良いでしょう。
外部施策『SEO対策検索上位サイトの法則52』
価格:1,738円
ページ数:208ページ
外部施策については、情報量が非常に少ない分野です。「外部対策≒被リンク」と言っても過言ではないほど、被リンクの数と質に依存していることが理由として挙げられると思います。
また、被リンクを購入するなどの行為はGoogleからペナルティを受けることもあるため、あまり積極的に情報公開されていません。
そのため外部施策について詳しく解説されているこの本は、その意味で貴重な本だと言うことができるでしょう。SEOの専門家が被リンクについてどう考えているのか、率直に書かれています。実践するかどうかは別として、「こんな考え方があったんだ!」と勉強になる本です。
内部・外部施策『最新版!これからのSEO内部対策 本格講座』
価格:1,980円
ページ数:264ページ
題名には「内部対策」とついていますが、内部施策と外部施策の連動を意識して書かれている本です。「内部施策と外部施策、両方の勉強を1冊で終わらせたい……」という欲張りさんにはぴったりの本かもしれません。
内部施策についても、全体像の説明から入ってくれます。内部施策の各論に重点をおいた本が多いなか、『全体のバランスを整える』ことに1章使って解説してくれる本は少ないです。
初心者は自分で全体像をイメージするのも難しいですよね。まさに「体系的に学べる」本のメリットを最大限に享受できる一冊です。
【その他特別枠】時間のあるときに是非読んで欲しい
最後に、少し余裕が出てきたら是非読んで欲しい本をご紹介しておきます。初心者のうちはがむしゃらに、「とにかく今すぐ使えるテクニックが知りたい!」と思いますよね。それ自体は良いことだと思います。
しかしある程度基本がおさえられて余裕が出てきたら、少し、今後のことに思いを馳せる時間もとってみて下さい。今後の糧となること間違いなしです!
『いちばんやさしいスマートフォンSEOの教本』
価格:2,178円
ページ数:288ページ
あなたも、必要な情報はスマホで検索することが多いのではないでしょうか?しかし数年前までは、検索はパソコンでする、という方が圧倒的に多かったのです。今後、スマートフォンで検索する人はどんどん多くなっていくでしょう。
そうすれば自ずと、「今後はスマートフォン向けのSEO対策」が重要になっていくと予想できますよね。今後のニーズに合わせた施策もトライしてみてください!
まとめ
SEOの勉強を書籍を使ってする場合の選び方とオススメの本を紹介してきました。
書籍の選び方は人によって様々なのでご紹介したポイントが絶対解なわけではありません。ご自身の選択の参考に使ってくださいね。
しかし3つのポイントのうち「 自分の求める情報が記載されていそうか? 」は必ず確認して欲しいです。タイトルだけで判断してしまうと、予想と異なる内容の本を購入してしまうこともありますよ!
せっかくお金を払って書籍を購入するのなら、自分にとって価値のある本を選択したいですね。この記事が、書籍選びの参考になれば幸いです。