ブログ記事を書く時に、頭を悩ませられるものの1つが「オリジナルの記事を書く!」ということ。皆さん、「難しいなぁ…」と頭を抱えてはいませんか?
この記事では、「オリジナル記事の書き方」に焦点を当てて、「コツ」「どこまでオリジナリティを追求するべきか」「そもそもなぜオリジナルが求められているのか」をお伝えしていきます!
焦らなくても大丈夫です。ここから一緒に勉強していきましょう♪
オリジナル記事の書き方|コツ5選
大切なのは、記事の情報に対してどのような付加価値をつけるかです。「オリジナルの記事」を目指す場合、下記の5つのコツを積極的に取り入れてみて下さい。
- ライバル記事を分析
- 視点を変える
- エピソード性を持たせる
- ライター自身の体験談・感想・意見を入れる
- 文章以外の部分で差別化
コツ① まずはライバル記事を分析する
記事執筆は「リサーチが大事!」とよく言われます。まずはライバル記事を分析して、「どこに差別化する隙があるか」を見つけていきましょう!
具体的には、
- ライバル記事に無い情報は何か
- ライバル記事の「悪いところ」は何か など
ライバル記事に無い情報を入れる
「ライバル記事に無い情報」を入れることによって、【自分の記事の方が情報量が多い=オリジナル部分】という状況を作ることができます。
ライバル記事の「悪いところ」を反面教師に
たとえば、ライバルの記事を読んでいて、「この情報、裏付けがないな…」など【ここが物足りない】と感じる部分があれば、自分の記事ではしっかり補っておきましょう。
コツ② 視点を変える
ライバル記事にも「主張」があり、読者の「ペルソナ像」があります。記事の中で紹介する情報が同じでも、【主張やペルソナ設定が違う=視点が違う】とオリジナリティが出てくるのです。
視点の変え方1:逆説にする
同じ事実を紹介していても、主張の仕方が違えば記事全体の構成が変わります。
「○○というグッズはとても便利だ」
「○○というグッズは本当に便利なのか?」
という2つの文章。「○○というグッズは便利」という前提は一緒ですが、後者では否定の視点から入っています。この場合、記事本文の構成も「疑問からの検証」の形になるので、肯定から入る記事とは違ったものになるでしょう。
視点の変え方2:記事のペルソナ設定が変われば、方向性も変わる
ライバル記事には、ライバル記事の「ペルソナ設定=誰に向けた記事か」があります。メインとなる情報(事実)が同じでも、誰に向けて発信するかで「伝え方」「必要な補足情報」といった部分が変わってくるのです。
「リンゴが品薄」という事実を伝える記事の場合
・主婦/主夫向けに書くなら、「品薄は困る、といった町の声」「代替え食品を使ったレシピの紹介」といった情報を足す。
・読者に子どもがいる想定なら、「子どもが食べたがったら、どう伝えるか」「リンゴの代わりにどんな離乳食がいいか」といった情報を足す。
など
コツ③ エピソード性を持たせる
ペルソナ設定から「読者がどんな状況にいるか」をリアルに描き出して、記事に織り交ぜていく方法です。
「スマホを割ってしまった」という状況を取り扱った記事の場合
「片手で操作していて、手から滑り落ちてしまった」
「ポケットから物を出した拍子に、引っかかって飛び出してしまった」
などのエピソードを想定できます。
コツ④ ライター自身の体験談・感想・意見を入れていく
あなた(ライター)自身の体験談や、感想・意見といった情報は、まぎれもない「オリジナル情報」です。使わない手はありません。
- 過去に似たような体験はあったか
- 情報を調べて、どんな感想・意見を持ったか など
コツ⑤ 文章以外の差別化をプラス
下記のようなポイントを工夫することも、ライバル記事との差別化に役立ちます。
- スクリーンショットで手順を解説
- アイキャッチ画像
- イメージ画像
- 引用を使った裏付け
- 読者に有益なリンク・グッズ紹介
- レビューをまとめる
- YouTube・TwitterなどのSNSの紹介 など
「オリジナルの記事を書かなきゃ!」と考えると、どうしても文章に目がいってしまいがちです。しかし、記事を読んでいて「この記事、親切だなぁ」と感じる部分は文章以外にもありますよね。
「やりすぎ」はかえってNGってホント!?【どこまで追求するべきか】
上項で5つのコツをお伝えしましたが、注意点があります。
それは「やりすぎ」になってしまうこと。オリジナリティを追求するあまりSEO評価を得にくくなってしまっては、本末転倒ですよね。
検索上位の記事の内容から離れすぎない
検索上位の記事の内容から離れすぎない、のは1つの目安と言えるでしょう。
オリジナリティを求めて検索上位の記事とは全く違う記事を書いた場合、検索エンジンが評価するポイントをことごとく外してしまうといったおそれが出てきます。
SEO対策でよく「検索上位の記事を参考に」と書かれていますが、これは【検索上位に表示される記事は検索エンジンに高く評価されている】からです。いわば、「良い見本」というわけですね。
体験談はサックリと軽めに!
体験談を共有するなら、「わかりやすさ」を重視してサックリと軽めにまとめてみましょう。
たとえば、
「筆者は○○で○○した際に、○○な失敗をした経験があります…。」
のように、要点を絞ってみて下さい。
【悪い例】
「あれは○年前のことです。私は当時仲が良かったMくんという同級生と一緒に、○○に○○をしようと出掛けました。その日の天気は○○で、交通手段は○○で~…」
と長々と書くと、確かにオリジナリティは出ます。ですが反対に、どこが大事なポイントかがわからなくなってしまいやすく、読者を途中で飽きさせてしまうかもしれません。
体験談はメリハリ良く活用しましょう!
そもそも、なぜ「オリジナル」が求められるのか
「同じ記事」は2つもいらない
【検索エンジンは「インターネット上に、同じコンテンツ・同じ文章がどのくらいあるか」でコピー記事かどうかを判断している】と考えられています。
検索エンジンとしては全く同じ記事が2つも3つもあっても仕方がないので、評価が下がってしまうのです。なので、「コピーである」と判断されないようにするためにもオリジナル性は欠かせません。
付加価値が重視されている
- 公式サイトだけでは得られない補足情報が欲しい
- 公式サイトを見たけど、内容がややこしくて理解しにくかった(優しい解説が欲しい)
- より自分の状況に合ったものを読みたい
- いろんな感想・意見が知りたい
など、読者は様々なニーズを持ってインターネットで記事を検索します。この場合、情報(事実)だけでなく、付加価値(オリジナル部分)が読者のニーズを満たしてくれますよね。
情報(事実)だけを淡々と伝えるだけなら、誰が書いても同じ記事になってしまうでしょう。その分野の公式サイトが1つあれば事足りてしまいます。
ですが、実際にはたくさんのライバルサイトが記事を発信していて、検索エンジンから評価を得ていますよね。それぞれに良いオリジナリティがあるからこそ、「良質なコンテンツ」として評価されているのです。
まとめ
この記事では、ブログでの「オリジナル記事の書き方」についてお伝えしました。
1.ライバル記事を分析
2.視点を変える
3.エピソード性を持たせる
4.ライター自身の体験談・感想・意見を入れる
5.文章以外の部分で差別化
ライバル記事との差別化ができていなければ、悪くすれば「コピー記事」と見なされてしまうこともあります。良質なコンテンツにするためにも、適度なオリジナリティは欠かせないテクニックといえるでしょう。
記事で取り扱う「情報(事実)」はライターの都合で変えるわけにはいかないので、「補足情報」「別の視点」「ペルソナ設定」など、付加価値の方でオリジナル性を出してみて下さい。
あなたのオリジナル記事が、検索エンジンに評価され、読者に喜んでもらえる記事になりますように!