被リンクと言う言葉を聞いたことはありますか?

サイト解析をまだしていない方は耳馴染みのない言葉かもしれません。

意味は文字通り「リンクされること」ですが、一体どのようなリンクなのか?そして、サイト運営上どのような意味があるのでしょうか?

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ファン太
結論から言うと、被リンクされることはサイト運営上非常〜に重要です。

被リンクが重要な理由と、いかに被リンクを獲得していくかのコツを今から徹底解説します!

被リンクはSEO的に重要

被リンク(ひりんく)はどこかの他のサイトから自分のサイトがリンクされていることです。英語ではBack link(バックリンク)と言うので、バックリンクと言う方もいます。

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なっちゃん
どなたかが外部リンクで引用してくれてるってことで、なんか嬉しいですよね〜
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ファン太
気持ち的に嬉しいだけでなく、SEO的にも非常に嬉しいことなんですよ!

被リンクが多いと言うことは、よく引用されている良い情報のサイトだと見なされるんです。良いサイトだと見なされると検索上位に上がりやすくなりますから、いかに重要かが分かるかと思います。

SEOってなに?という方はこちら▼

「被リンクは数が稼げれば良い」は間違い!

過去に被リンク数を稼ぐだけの不自然な相互リンクやリンクの売買が発生したことから、現在は数ではなく質が重視される検索アルゴリズムになっているようです。

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なっちゃん
あくまで「質」で被リンクの獲得を目指しましょう

後述しますが、不自然なリンクや質の悪いサイトからの被リンクはGoogleからペナルティを受けるリスクがありますよ。おそろしや…

被リンクされるには

もちろん、読者のためになる有益な記事を作成するのが基本です。

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ファン太
ただ、引用されやすい記事には一部パターンがありますので覚えておくと良いかもしれません。
  • 調査データなど専門的な情報
  • 最新トレンドなど、あまり広まっていない情報
  • 無料ツールやテンプレートなどの配信ページ

1.調査データなど専門的な情報

調査データ自体は例えば国のサイトに載っているとして、見やすくまとまってるとは言い難いことが残念ながら多いですよね。

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ファン太
そこで、ニーズのありそうなデータを抽出、見やすいグラフや図を用意して解説記事を書いてみましょう。
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なっちゃん
データを紹介したい人がリンクしたくなりますね!

特に、画像を見ただけで解説内容が分かるようなインフォグラフィックを用意すると、画像を引用したくなる=サイトへのリンクを貼ることに繋がります。

インフォグラフィック

インフォグラフィック(英語: infographics)は、情報、データ、知識を視覚的に表現したもの

引用元:Wikipedia インフォグラフィック

▼下記は動画ですが、インフォグラフィックを動画化した物なので、イメージがつきやすいかと思います。

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ファン太
インフォグラフィックだとそこまで専門的な情報でなくても引用されやすいイメージがありますね

分かりやすさ、見やすさがポイントかもしれません。図を用意する際は意識してみてください。

2.最新トレンドなど、あまり広まっていない情報

あまり広まってない情報は、紹介したくても選べる情報元が少ないのでリンクされやすくなります。

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なっちゃん
ただ広まってない情報を見つけるのは難しく、ニーズがあるかも分かりにくいですね…
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ファン太
ご自身の得意分野ならやりやすいかもしれません

3.無料ツールやテンプレートなどの配信ページ

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ファン太
これは説明するまでもなくピンとくるのではないでしょうか?

読者のお悩みを解決しようとするときに無料ツールやテンプレを紹介することってよくありますよね。

そう言う記事で紹介されやすいツールやテンプレートを作ってサイトで配信すると、被リンクされやすくなります。自作のイラストなども同様です。

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なっちゃん
「素材を使用の際はリンクをお願いします」などと記載しているサイトも多いですよね

被リンクを確認する方法

さて、ここまでいかに被リンクされるかについて解説してきましたが、実際被リンクされているかを確認する方法について解説します。

被リンクの状況を知ることは、以下の2点の面で必要です。

  • スパムや質の悪いサイトからリンクされていないか知り、対応するため
  • どう言った記事が被リンクされやすいかを把握し今後の参考にするため

具体的に被リンクを知る方法ですが、Googleサーチコンソールを使いましょう。Googleサーチコンソールの【リンク】から見れますよ。具体的な操作は上記2点の解説と合わせて説明しますね。

▼Googleサーチコンソールの使い方の詳細はこちらの記事を参照してください。

▼Googleサーチコンソールをまだ使ってない方はこちらの記事を参考に是非登録してくださいね。

1.質の悪いサイトからのリンクへの対応:ペナルティを避ける

意図しない形で質の低いサイト(文字だけを羅列したワードサラダと呼ばれるサイトなど)から被リンクを受けるとペナルティの対象になってしまうことがあります。

「削除」または「否認操作」を実施することで、検索エンジンからのペナルティを回避できる可能性があります。

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ファン太
ペナルティだけは回避しておかないと本当に損です…
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なっちゃん
ただ、この否認操作はGoogle側で複雑な判断をするようなので、【明らかにスパム】といった誰がどう見てもよくない場合だけにしておくのが安心です。

Google公式サイトのヘルプ情報では、以下の2条件に当てはまるもののみ手作業で被リンクを拒否するようにとなっています。

1.サイトに対して、スパム行為のあるリンク、人為的リンク、品質が低いリンクが数多くある。2.そのようなリンクが、自分のサイトで手動の対策を行わなければならない原因となっている、または今後、手動による対策を行わなければならなくなる可能性がある場合。

引用元:Google search console ヘルプ

つまり、数が多くないうちは放っておいても大丈夫でしょう。

サイトへのリンクを否認する方法(Googleサーチコンソール)

まず、サーチコンソールの【リンク】から、【外部リンクをエクスポート】しましょう。(その時形式が、Googleスプレッドシート、Excel、csvと選べますがお好みの物でOKです)

これで、被リンクの一覧がダウンロードできます。その中から、明らかに悪質・低品質のサイトだけURLを抜き出してください。

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なっちゃん
どっちかな~と悩むサイトは、とりあえずは否認は止めておきましょう

否認したいURLが見つかったら、テキストファイル形式で一覧を作り保存します。Windowsであればメモ帳などを使えばいいですよ(文字コードは「UTF-8」か「7-bit ASCII」にして下さい)

上の画像のように、各URLは1行に1つずつにしてくださいね。もしドメイン丸ごと否認したい場合は、「domain:example.com」のように、頭に【domain:】というプレフィックスを付ければOKです。

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なっちゃん
否認したいURLリストのテキストファイルが出来たら、【リンクの否認ツールのページ】にそのファイルをアップロードしていきます。

Googleサーチコンソールの「サイトへのリンクを否認する」ページを開いてください。開いたら、プロパティを選択し、否認リストをアップロードします。

ファイルを選択したら、それで否認依頼がGoogleに届きますので完了です。

ファイル間違っちゃった!という場合は、「否認をキャンセル」というリンクが出てくるので、そちらからキャンセルすることが出来ますよ。

2.リンクされやすい記事を把握する:今後の参考に

サーチコンソールで【リンク】から被リンク(外部リンク)をチェックしてみましょう。「上位のリンクされているページ」などがまとまって出てきます。

どういうページが被リンクを多く獲得しているかを分析することで、今後記事を作成するときの参考になりますので、しっかり見てみましょう。

前半の被リンクされるコツで解説したパターンで引用されているのか、それともあなた独自のパターンがありそうなのか…。その辺りをしっかり見て、今後も被リンクされやすい記事を作成したいですね。

まとめ

  • 被リンクとは、バックリンクとも呼ばれる外部サイトからのリンクのこと
  • 被リンクが多く、質が良いとSEO的にプラスに評価される
  • 悪質な被リンクと判断されるとペナルティを受けることがあるので対応が必要

SEO的にプラスに評価される被リンク。これを増やす基本はやはり、質のいい・読者のためになる記事を作成することです。

最初の内は中々被リンクを獲得できないかもしれませんが、無意味な相互リンクなどで被リンク数をとにかく増やそうと考えるのは止めましょう。

有益な記事を書き続けていればいずれ被リンクも増える、そんな気持ちでライティングを続けていってくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。