「結論を先に」ズバリこれはWebライティングの基本です。
なぜそんな「ネタバレ」みたいたいなことをするのか?
答えは検索エンジンユーザーが望んでいるからです。
記事の内容は、ユーザーのキーワードに込められた検索意図を満足するように記載しますよね。
じゃ、記事構成もユーザーの求めに応じないなんて おかしいでしょ。
そうですけど、そんなことしたらユーザーが最後まで記事を読んでくれないんじゃないですか?滞在時間が短くなりますよ。
皆さんそれが怖くて結論を先に書けないんですよね
答えを先に書いても滞在時間には影響はありません
最初に答えを書いた記事を読んだAさんは、答えだけ読んでさっさと記事を読み終えてしまいました。
では、答えを最後に書いたらAさんは最初から最後まで丁寧に記事を読んでくれるんでしょうか?
絶対にNOです。
確実に読み飛ばすか、答えが見つからなければサッサと別のサイトに移動するでしょう。
だったら、答えは先に書いてAさんを満足させたほうがいいですよね。
滞在時間を伸ばす記事の書き方|基本編
ズバリ、答えだけあればよい記事で滞在時間を伸ばすことは難しいです。
しかし、答えの「確かさ」「理屈」を知りたいユーザーもいるはずです。
その検索意図にしっかり寄り添った情報も(答え以外の情報)しっかりと書いておけば、答えだけ急いで知りたいAさんは無理かもしれませんが、情報の確かさや理屈まで知っておきたいBさんの滞在時間は伸ばすことが出来るはずです。
滞在時間を伸ばす記事の書き方|応用編
検索した時点では答えを知ることだけが目的だったかもしれません。
しかし、導入文のキャッチーな一言が読者に気づきを与え、当初の目的以外に興味を持って読み進めてくれるよう工夫することもできます。
これを「潜在的検索意図へのアプローチ」をファン太は勝手にいっています。
勿論、このアプローチも「読者に知っておいて欲しい」という読者を思っての情報でなければなりません。
そうでなければ、ただのゴミ情報になってしまいます。
無駄に長い文章は記事を読み難くして逆効果です。
小説はなぜ結論を先に書かないのか
ところで、小説やドラマは、物語の結論が最初に来ることはありません。
理由は、もう皆さんならわかるはずです。
読者がそれを望んでいるからです。
「最後の感動やどんでん返し」を楽しみに、最初からワクワク・ドキドキしながら読み進めたいからです。
まとめ
こうして考えると本質的にはWebライティングも小説も読者の求めに応じて執筆しているという点では同じなんです。
答えが先か後か、ライティングの基本などしらなくとも、読者の求めているものに誠実に答えていれば自然と正しいライティングになっていくのです。
物事における本質の重要性がこんなところでも証明されましたね。
他にもライティングで悩むことがあったら、検索エンジンユーザーのことを考えて答えを導き出してみてください。